脂漏性湿疹にビタミンB2・B6は効く?食べ物・サプリの選び方を解説

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脂漏性湿疹にビタミンB2・B6は効果的?不足との関係や食べ物を解説

脂漏性湿疹にビタミンB2・B6は効果的?不足との関係や食べ物を解説

「脂漏性湿疹がなかなか治らない」「薬を塗ると落ち着くけれど、また繰り返してしまう」と悩み、薬以外にできることを探している方も多いのではないでしょうか。

その中でよく目にするのが、ビタミンB2やB6です。

結論からいうと、ビタミンB2・B6は皮膚の健康維持に関わる大切な栄養素ですが、摂取すれば脂漏性皮膚炎が治るとまではいえません。

大切なのは、「ビタミン不足によって皮膚症状が起こること」と「脂漏性皮膚炎そのものの原因」を分けて考えることです。

この記事では、脂漏性湿疹とビタミンB2・B6の関係、食べ物、サプリやチョコラBBなどのビタミン剤を使う際の考え方について、できるだけわかりやすく解説します。

※一般に「脂漏性湿疹」と呼ばれることがありますが、医学的には「脂漏性皮膚炎」と呼ばれます。本記事では検索されることの多い「脂漏性湿疹」と、医学的な名称である「脂漏性皮膚炎」の両方を使用します。

脂漏性皮膚炎にビタミンB2・B6は効果的?まず結論と注意点

ビタミンB2・B6と脂漏性皮膚炎にはどのような関係がある?

ビタミンB2・B6は、どちらも皮膚の健康と関係する栄養素です。

ビタミンB2はエネルギー代謝などに関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも必要です。ビタミンB6はたんぱく質の代謝などに関わり、こちらも皮膚の健康を保つために必要とされています。

そのため、B2やB6が不足した状態では皮膚にトラブルが現れることがあります。

ただし、ここで注意したいのが、「皮膚に必要なビタミン=脂漏性皮膚炎を治すビタミン」ではないということです。

脂漏性皮膚炎には皮脂、皮膚に存在するマラセチアという真菌、炎症、皮膚の状態など複数の要因が関係します。

そのため、ビタミンB2・B6は「不足しないようにしたい栄養素」と考えるのが適切です。

ビタミン不足で脂漏性皮膚炎は悪化する?

ビタミンB2・B6が不足すると皮膚の健康状態に影響する可能性はありますが、脂漏性皮膚炎の悪化をすべてビタミン不足で説明することはできません。

例えば、食事が極端に偏っている、食事量そのものが少ないなど、栄養状態に問題がある場合には不足にも目を向ける必要があります。

一方、普段から十分な量を摂れている人がB2・B6を大量に追加したからといって、それに比例して皮膚症状が改善するわけではありません。

「足りているか」という視点と、「たくさん摂ればよい」という考え方は分けましょう。

ビタミンを補給して「治った」という体験談だけで判断できない理由

インターネットや知恵袋などでは、「ビタミンBを飲んだら脂漏性湿疹がよくなった」という体験談を見かけることがあります。

実際に本人が変化を感じた可能性は否定できません。しかし、体験談だけでは、もともとビタミンが不足していたのか、同時に薬を使用していたのか、食生活や睡眠、スキンケアなども変えていたのかまでは分かりません。

そのため、「この人が治ったから自分にも効く」とは判断できないのです。

体験談は参考情報の一つとして捉え、医学的な情報と分けて考えることが大切です。

ビタミンB2・B6不足と脂漏性皮膚炎にはどんな関係がある?

ビタミンB2不足で皮膚や粘膜に起こりやすい変化

ビタミンB2(リボフラビン)は、脂質・糖質・たんぱく質からエネルギーをつくる過程などに関わる栄養素です。

不足すると、口角炎や口唇炎、舌炎など、皮膚や粘膜に症状が現れることがあります。

つまり、B2が皮膚の健康に重要なのは事実です。

しかし、脂漏性皮膚炎がある=ビタミンB2が不足している、という意味ではありません。

ここを混同しないことが、ビタミンと脂漏性湿疹の関係を理解するうえで重要です。

ビタミンB6不足が皮膚の健康に与える影響

ビタミンB6は、アミノ酸やたんぱく質の代謝などに関わる栄養素です。

皮膚の健康維持にも関係しており、不足によって皮膚炎などがみられることがあります。

一方で、「B6をたくさん摂れば皮膚の炎症が治る」という意味ではありません。

特にサプリやビタミン剤を使う場合は、食事から摂る場合と異なり高用量になることがあるため、「多いほどよい」と考えないことが大切です。

「不足すると皮膚症状が出る」と「脂漏性皮膚炎の原因」は別

ここが本記事で最もお伝えしたいポイントです。

ビタミンB2・B6が不足すると皮膚症状が現れることがある
ことと、
脂漏性皮膚炎の原因がビタミンB2・B6不足である
ことは同じではありません。

脂漏性皮膚炎では、頭皮や眉間、小鼻の周囲など皮脂の多い場所に、赤み、フケ、かゆみなどが現れます。皮脂やマラセチアなど複数の要素が関係すると考えられているため、原因を一つに決めつけないことが重要です。

脂漏性湿疹が繰り返す原因そのものについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

脂漏性湿疹が繰り返す原因について詳しく解説:
大人の脂漏性湿疹の原因とは?治らない・繰り返す理由と対策を解説

ビタミンB2・B6を多く含む食べ物と食事のポイント

脂漏性湿疹があるからといって、すぐにサプリを購入する必要があるとは限りません。

まずは普段の食生活を振り返り、B2・B6を含む食品をバランスよく摂れているか確認してみましょう。

ビタミンB2を多く含む食べ物

ビタミンB2は、レバー、卵、魚、乳製品などさまざまな食品に含まれています。

毎日の食事では、特定の食品だけを大量に食べるより、主食・主菜・副菜を組み合わせながら自然に摂取することをおすすめします。

ビタミンB6を多く含む食べ物

ビタミンB6は、魚、肉、大豆製品、バナナなどに含まれています。

B6はたんぱく質の代謝に関係するため、魚や肉、大豆などのたんぱく源と一緒に食事全体を整えるという考え方が分かりやすいでしょう。

B2・B6だけに偏らずバランスよく摂ることが大切

脂漏性湿疹について調べていると、「ビタミンB2を摂る」「脂質を控える」など、一つの栄養素や食品だけに注目しやすくなります。

しかし、皮膚を含む身体は一つの栄養素だけでつくられているわけではありません。

栄養素 多く含む食品の例 主な役割
ビタミンB2 レバー、卵、魚、乳製品など エネルギー代謝、皮膚・粘膜の健康維持など
ビタミンB6 魚、肉、大豆製品、バナナなど たんぱく質・アミノ酸の代謝など

「B2・B6だけを増やす」よりも、欠食を減らし、主食・主菜・副菜を組み合わせて食事全体を整えることから始めてみてください。

脂漏性皮膚炎にB2・B6サプリやビタミン剤は必要?

食事とサプリはどう使い分ける?

基本的には、まず普段の食事を確認しましょう。

食生活が大きく偏っている場合に、サプリだけを追加しても食生活そのものの問題が解決するわけではありません。

一方、食事だけでは十分に摂れない事情がある場合などには、医師や薬剤師、管理栄養士などへ相談したうえで補助的に利用する選択肢があります。

また、サプリメントは脂漏性皮膚炎の治療薬ではありません。「飲み始めたから皮膚科の薬をやめる」という自己判断は避けてください。

チョコラBBなど市販のビタミン剤を使うときの考え方

「脂漏性湿疹にはチョコラBBがいい?」と気になっている方もいるでしょう。

例えばチョコラBBプラスは第3類医薬品で、ビタミンB2・B6などを含み、肌荒れや皮膚炎、湿疹などの諸症状の緩和が効能・効果に含まれています。

ただし、「脂漏性皮膚炎そのものを治す薬」と同じ意味ではありません。

また、同じ「チョコラBB」という名称でも商品によって成分や分類が異なります。商品名だけで判断せず、成分・用法・用量・注意事項を確認し、必要に応じて薬剤師や医師へ相談してください。

サプリ・ビタミン剤は過剰摂取にも注意する

ビタミンB群は水溶性ビタミンだから「いくら摂っても問題ない」と思われることがありますが、そうではありません。

特にビタミンB6には、年齢・性別に応じた耐容上限量が設定されています。

普段の食事に加えて複数のサプリやビタミン剤を併用すると、知らないうちに同じ成分を重複して摂っていることもあります。

「早く治したいから多めに飲む」のではなく、商品に記載された摂取量・用法用量を守りましょう。

B2・B6を摂っても脂漏性皮膚炎が改善しないのはなぜ?

脂漏性皮膚炎はビタミン不足だけで起こる病気ではない

B2・B6を意識しているのに症状が変わらない場合、「もっとビタミンを摂った方がいいのかな」と考えてしまうかもしれません。

しかし、脂漏性皮膚炎はビタミン不足だけで説明できる病気ではありません。

そもそもB2・B6が不足していない場合には、追加で補給することが症状改善につながるとは限らないのです。

皮脂・マラセチア・皮膚の炎症など複数の要因が関係する

脂漏性皮膚炎には、皮脂やマラセチア、皮膚の炎症など複数の要素が関係します。

そのため、

「B2を飲めば治る」
「脂質を控えれば治る」
「シャンプーを変えれば治る」

など、一つの方法だけで考えないことが重要です。

ビタミンB2・B6はあくまで身体に必要な栄養素の一つとして考えましょう。

食事だけで改善しない場合は治療も必要

薬以外の方法を探すことと、必要な医療を避けることは別です。

脂漏性皮膚炎では、症状に応じて皮膚科で抗真菌薬や炎症を抑える外用薬などが使われることがあります。

赤みやかゆみが強い、ジュクジュクしている、症状が広がっている、セルフケアを続けても改善しないといった場合は、自己判断でビタミンだけに頼らず皮膚科へ相談しましょう。

現在治療中の方も、処方された薬を自己判断で中止・変更しないでください。

治療法について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。

脂漏性湿疹の皮膚科治療とセルフケアについて詳しく解説:
大人の脂漏性湿疹の治し方|皮膚科治療・セルフケアと繰り返すときの対策

ビタミン以外で見直したい脂漏性皮膚炎の生活習慣

 

ビタミンB2・B6だけではなく、毎日の生活も一緒に振り返ってみましょう。

睡眠不足やストレスを溜め込まない

脂漏性皮膚炎はストレスや疲労などをきっかけに症状が変化する人もいます。

「ストレスをゼロにしなければ」と考える必要はありません。

まずは睡眠時間を確保する、生活リズムを大きく崩さない、休息する時間をつくるなど、できる範囲から整えてみましょう。

脂漏性湿疹とストレスについては別の記事で詳しく解説しています。

脂漏性湿疹とストレスの関係について詳しく解説:
脂漏性湿疹はストレスが原因?悪化する理由と対策をわかりやすく解説

頭皮や顔を洗いすぎない

皮脂が関係すると聞くと、「とにかく皮脂を落とした方がいい」と考えがちです。

しかし、ゴシゴシ洗ったり、熱いお湯を使ったり、何度も洗ったりすると、皮膚への刺激になる場合があります。

頭皮や顔は清潔に保ちながらも、必要以上に刺激を与えないことを意識しましょう。

症状だけでなく生活全体を振り返る

みらい整体院では、脂漏性湿疹のように繰り返す皮膚トラブルについて、皮膚表面だけを見るのではなく、食生活、睡眠、ストレス、消化状態、生活リズム、身体の緊張なども確認することを大切にしています。

これは「これらが脂漏性皮膚炎の唯一の原因」という意味ではありません。

皮膚科で必要な治療を受けることを前提に、その人の生活や身体全体の中に、見直せる部分がないか一緒に考えていくというのが当院の臨床的な考え方です。

「薬か、生活改善か」の二択にするのではなく、必要な治療を受けながら、自分で整えられる部分にも目を向けることが大切だと考えています。

脂漏性皮膚炎とビタミンB2・B6についてよくある質問

脂漏性皮膚炎にはビタミンB2とB6のどちらがいい?

どちらか一方だけを摂れば脂漏性皮膚炎が改善するとはいえません。

B2とB6はそれぞれ異なる働きを持つ栄養素です。特定の栄養素だけに偏るのではなく、まずは普段の食事から必要な栄養をバランスよく摂ることを考えましょう。

B2・B6のサプリを飲めば脂漏性皮膚炎は治る?

B2・B6のサプリを飲めば脂漏性皮膚炎が治るとは言い切れません。

不足している場合には補う意味がありますが、脂漏性皮膚炎には複数の要因が関係します。サプリを治療の代わりにすることは避けましょう。

チョコラBBは脂漏性皮膚炎にも使える?

チョコラBBシリーズには複数の商品があります。

例えばチョコラBBプラスにはビタミンB2・B6などが含まれ、皮膚炎や湿疹などの諸症状の緩和が効能・効果に含まれています。ただし、脂漏性皮膚炎に対する皮膚科治療そのものを置き換えるものと考えるべきではありません。

商品によって成分や分類が異なるため、使用する場合は添付文書を確認し、不明な点は薬剤師や医師へ相談してください。

ビタミンB2・B6はどのくらい摂ればいい?

必要量は年齢や性別によって異なります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、例えば30〜49歳の推奨量はビタミンB2が男性1.7mg/日・女性1.2mg/日です。ビタミンB6についても年齢・性別ごとに基準が定められています。

ただし、これは健康な人の栄養摂取の基準であり、「脂漏性皮膚炎を改善するためにはこの量を摂ればよい」という治療量ではありません。

まとめ|ビタミンB2・B6だけに頼らず脂漏性皮膚炎と向き合おう

脂漏性湿疹とビタミンB2・B6について、大切なポイントをまとめます。

  • ビタミンB2・B6は皮膚の健康維持に関わる大切な栄養素

  • 不足すると皮膚や粘膜に症状が現れることがある

  • ただし、B2・B6を摂れば脂漏性皮膚炎が治るとは限らない

  • サプリだけに頼らず、まず食事全体のバランスを確認する

  • 繰り返す場合は、必要な治療を受けながら睡眠・ストレス・スキンケアなども見直す

薬以外にできることを探すのは、「薬をやめること」と同じではありません。

みらい整体院では、必要な医療を否定するのではなく、食生活や睡眠、ストレス、生活リズム、身体の状態なども含め、その方が日常生活の中で見直せることを一緒に考えることを大切にしています。

脂漏性湿疹を何度も繰り返し、「皮膚だけでなく身体全体の状態も見直してみたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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※本記事は、皮膚科学・腸内環境・自律神経・ストレス医学に関する国内外の研究、および当院での臨床経験をもとに作成しています。

湿疹やアトピーは個人差が大きく、 症状によって必要な検査・治療は異なります。

気になる症状がある場合は、必ず医療機関へご相談ください。

監修者:宿谷 陽一(柔道整復師/施術歴16年)

  • アトピー整体施術実績 延べ10,000件
  • 幼少期からアトピーを経験
  • HPA軸・自律神経・内臓機能に着目した独自整体を提供
  • アトピー専門YouTubeチャンネル運営
  • アトピー専門整体院を全国に展開
  • 皮膚科医との対談実績あり

参考文献・参考情報

医療・皮膚科学関連

HPA軸・ストレス研究関連

※本記事内で紹介している生活習慣や整体的アプローチは、 医療行為の代替ではなく、 身体全体の状態を整えるための補助的な考え方として紹介しています。

ごあいさつ

私の名前は宿谷陽一と申します。
柔道整復師として16年の経験があります。
私自身、幼少期からアトピーに苦しみ、ステロイドや薬を使っても改善しない時期を経験してきました。体重が12kgも激減し、全身から浸出液が止まらないほど重症化したこともあります。

そんな絶望的な状況の中、妻と生まれたばかりの娘を抱きしめたいという強い思いから、アトピー克服のための研究を重ね、試行錯誤の結果、ついに綺麗な肌を手に入れることができました。

この経験から、「アトピーで困っている人を一人でも多く救いたい」という思いが強くなり、当院の「アトピー整体」を考案しました。

アトピー克服には乗り越えるべき壁がありますが、叶えたい未来があるなら、私は自信を持って当院のアトピー整体をおすすめします。

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